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「痛みで動けない気持ちが、私にはわかります。」
私は、最初から整骨院の先生を目指していたわけではありません。
若い頃は警察官や消防士を目指して挑戦し、すべて不合格。1年以上、仕事が決まらない日々が続きました。「自分は何がしたいのか」を毎日考え続けていたとき、ふと思い出したのが、ある整骨院でした。
20代の頃、消防団の大会の直前に足を捻挫し、先輩に勧められて訪ねた整骨院。先生の施術で痛みが和らぎ、無事に大会に出ることができました。あのときの感動が、ずっと心に残っていたのです。
会社を辞め、夜は専門学校、朝から夕方までは整骨院で修行する3年間。そして2012年7月、地元・粕屋町で開業しました。
ところが、忙しさの中で私自身が腰を痛め、ヘルニアになりました。足がしびれ、「こんな状態で、人のカラダをみていいのか」と悩む日々。目の前の患者さんを思うように楽にできない悔しさも、何度も味わいました。
そんなとき、ある先生との出会いで、インナーマッスルと姿勢の大切さを教わりました。自分のカラダで試し、その大切さを実感したことが、大きな転機になりました。
技術を磨き、氣功や推拿などの東洋医学も深く学びました。血流、内臓、神経の働きが、カラダにとってどれほど大切かを知りました。
それでも、気づいたことがあります。施術で楽になっても、毎日の暮らしや仕事の中で同じ場所に負担がかかれば、またもとに戻ってしまう。施術だけでは、カラダは変わらない。
そこで私は、もう一度原点に帰り、運動学・解剖学・生理学を学び直しました。
痛みには、そうなった理由があります。それは、痛む場所だけにあるとは限りません。歩き方、立ち方、座り方、仕事での動き方、毎日のクセ。
なかでも、毎日くり返す「歩くこと」。歩き方のクセで足に負担がかかり続けると、腰やひざの負担につながることもあります。私はインソールで歩き方が変わることを学び、歩き方のクセを一緒に見つけて、足に負担がかかりにくいカラダの使い方を探しています。
一緒に探していくうちに、「あ、これかも」と気づかれる方も少なくありません。
痛みをとるのは、通過点。目指すのは、痛くならない、もとに戻らない、健康でいられる毎日です。
まずは、あなたのお話を聞かせてください。
院長 後藤 航
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