慢性腰痛は、通常3ヶ月以上続く腰痛を指し、その原因は多岐にわたり、生活の質に大きな影響を与えることがあります。大抵の場合は、一度ギックリ腰を起こしてから、定期的にそれを繰り返すことによって、何らかの動作で腰に痛みを感じるようになります。
慢性腰痛の症状
・立ちっぱなしで痛む
・朝起きる時に痛む
・椅子やソファから立ち上がる時に痛む
・長時間座っていると痛む
・草取りなど、屈んでいるときに痛む
このように生活の中で、何かをやっている最中や直後に痛むものを慢性腰痛と言います。
慢性腰痛の原因
慢性腰痛の原因は複雑であり、物理的、心理的、社会的要因が関与することが多いです。これらの要因は単独で存在することもあれば、複合的に影響を与えることもあります。
身体的原因
1. 筋骨格系の問題:筋肉の緊張、椎間板の変性、椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症など、腰部の筋骨格系の問題が慢性腰痛を引き起こすことが多いです。これらの状態は、脊椎や周囲の筋肉、靭帯に負担をかけ、痛みを引き起こします。
2. 姿勢の問題: 長時間の不適切な姿勢や、座りっぱなしの生活習慣が原因で、腰に過度の負担がかかり、慢性的な痛みが生じることがあります。
3. 外傷や損傷: 急性の外傷や筋肉の損傷が慢性的な痛みにつながることがあります。たとえば、スポーツによる怪我や、重い物を持ち上げた際の腰の捻挫が長引くことがあります。
心理的原因
1. ストレスと不安: 慢性腰痛は、ストレスや不安と密接に関連しています。心理的ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、それが痛みを増幅させることがあります。また、痛みが続くこと自体がさらなるストレスとなり、悪循環に陥ることがあります。
2. 抑うつ状態: 慢性痛は抑うつ状態と関連しており、痛みが持続すると抑うつ症状が悪化し、逆に抑うつが痛みを増強することがあります。
社会的要因
1. 職業的要因: 重労働や長時間のデスクワークは、慢性腰痛のリスクを高めます。また、職場のサポートが不十分であったり、過剰な業務量がかかる場合、慢性的な痛みが増すことがあります。
2. ライフスタイル: 運動不足、肥満、喫煙、アルコール摂取などの生活習慣も、慢性腰痛のリスクを高める要因です。
さくら通り整骨院の慢性腰痛施術
骨盤矯正
慢性腰痛のほとんどの原因は、骨盤や背骨が倒れているなどの不良姿勢です。ご自分のカラダを「家」だと思ってください。家が傾くと窓やドアが開かなくなったり、壁に亀裂が入ったり、屋根が浮いて隙間ができ雨漏りがしてきますよね?
人のカラダでは、左右どちらかの筋肉や関節に負荷がかかり、骨や軟骨にダメージが蓄積します。それが骨の変形や軟骨のすり減りにつながります。
さくら通り整骨院では、その倒れた骨盤や背骨をカイロプラクティックで使用するトムソンベッドで姿勢を矯正していきます。
見た目は痛そうですが、全く痛くない心地よい施術で神経を緩め、筋肉を柔くします。
楽トレ
慢性腰痛のもう一つの大きな原因として、インナーマッスル(腸腰筋)の低下が考えられます。この筋肉は背骨を真っ直ぐにキープさせ、股関節を動かす働きがあります。
これが低下すると姿勢が倒れ、歩幅が小さくなり、カラダの安定感が無くなります。そして不良姿勢になり、骨や関節、筋肉にダメージが加わり腰痛を引き起こします。
さくら通り整骨院では、このインナーマッスルを楽トレという機械を使って、トレーニングを行います。骨盤矯正や猫背矯正と組み合わせると歪みにくい強いカラダができあがります。
その他にも、ストレッチやマッサージ、呼吸法や瞑想法などの多方面からのアプローチも行い、慢性腰痛の改善に近づけます。ギックリ腰と違い、数回ほどで治るものではないので、コツコツと根本的なところから施術をしていく必要があります。
慢性腰痛の予防
慢性腰痛の予防には、日常生活の改善が不可欠です。以下のポイントを考慮することで、腰痛の発生リスクを軽減することができます。
1 .適度な運動
定期的な運動は、腰の筋肉を強化し、柔軟性を保つために重要です。特に、インナーマッスルや背筋の強化、ストレッチは、腰痛の予防に効果的です。また、ウォーキングや水泳などの低衝撃の有酸素運動も推奨されます。
2.ストレスの緩和