産後骨盤矯正

　産後は出産によるダメージと、ホルモンバランスの変化、運動量の減少、ストレスなどでカラダの変化が起きやすい時期です。

　妊娠するとリラキシンというホルモンが分泌されます。これは、産道を確保するために骨盤の靱帯を緩める作用があります。

　緩くなった骨盤は、産後3〜4ヶ月で徐々に元の位置に戻りますが、インナーマッスルや内腿の筋力低下で、正常な位置に戻りきれないことがあります。

　すると、骨盤が歪み、背骨も捻れていきますので、カラダに負荷がかかりやすくなり、様々な症状が出現するようになります。
　

1. 腰痛
2. 肩こり
3. 頭痛
4. 股関節痛
5. 恥骨痛
6. 尾骨痛
7. 冷え性
8. むくみ
9. 尿もれ
10. 生理不順
11. 不妊
12. ぽっこりお腹・痩せにくい

　産後すぐはカラダのダメージもありますので、整体などは行わない方がいいでしょう。ゆっくり回復に努めてください。

　初めての出産の方は、すべてが未経験のことばかりで、家事と育児に追われ、ストレスや疲労も溜まりやすく、カラダに負担がかかりやすいです。

　しかし、忙しいとは思いますが、後々のカラダのために早いうちに骨盤を整えておくことをおすすめします。

　骨盤を緩めるリラキシンというホルモンは、産後6ヶ月ほどで止まります。以降は関節が硬くなるので、それまでに矯正をすると正常な位置に骨盤を戻しやすいのです。

　特に、産後は運動不足のために皮下脂肪がつきやすく、ぽっこりお腹になる方が多いです。一度そうなると時間もないですし、元に戻すのもかなりの努力が必要です。

　産後2ヶ月目から『産後骨盤矯正』は可能ですので、今のうちにしっかりと予防ケアをしていきましょう！